2023.10.13コラム
エコキュートにするとお得なワケ

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■ 地球温暖化にも貢献

「エコキュート」は空気中の熱を利用した「ヒートポンプ方式」で、少ない電気で効率よくお湯を沸かせるのが特徴です。従来型給湯器に比べると、一次エネルギー消費量を39%削減することが出来ます。CO2排出量では32%の削減効果があることがわかります。また、ヒートポンプは燃焼を伴わないため、利用場所で熱やCO2ガスを排出ガスを排出しません。その点でも環境にやさしい機器だといえます。

(注意)一次エネルギーとは、他のエネルギーに変換していない、つまり加工されていないエネルギーのことで、都市ガスの原料である天然ガスや火力発電に利用されている化石燃料などを指します。

■ 家庭で消費されるエネルギーのウチ「給湯」は1/3を占めています。

家庭で消費されるエネルギーのうち、1/3以上を占めているのが給湯です。照明や家電などの電化製品のエネルギー消費が合計で41%であるのに対し、給湯はそれだけで36%を占めています。

また、暖房と冷房のエネルギー消費はそれぞれ22%2%のため、空調よりも給湯の方がエネルギーを消費していることがわかります。このことから、家庭の省エネルギー化を考えるなら、給湯器を高効率な「エコキュート」に変えることが効果的であることがわかります。

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■ 空気から熱を取り出す「ヒートポンプ」

「エコキュート」は、「ヒートポンプユニット」によって自然の空気中にある「熱」をかき集め、その熱を利用して、お湯を作る給湯器です。ヒートポンプの中には冷媒(れいばい)としてCO2が入っています。まず、ファンを回転させてヒートポンプ内に空気を取り込むと、低温の冷媒(CO2)が空気から熱を吸収します。CO2はその先にあるコンプレッサーで圧縮されることで、約110~120℃近くの高温になり、その熱で水を温めるという仕組みです。水を温めたCO2は膨張弁を通すことで低温・低圧に戻され、再び空気中の熱を吸収します。

このようにCO2はヒートポンプの中をぐるぐる循環しながら、お湯を沸かしているのです。また、空気中の熱は再生可能なエネルギーであるため、地球にも優しい給湯器です。

温められたお湯は断熱性に優れた貯湯タンクにためられ、お風呂や洗面台で使用されます。

一般的なタンクのサイズは約370リットル(3~4人用)ですが、毎日お湯をためておけるので、停電時でもお湯が使えます。非常時には生活用水としても活用できます。

■ 給湯光熱費は約3分の1に

「エコキュート」は電気エネルギーでお湯を沸かすわけではありません。電気を使うのはCO2を圧縮するときだけで、お湯を作るときのエネルギーの約3分の2を空気の熱からもらうので、電力消費量は約3分の1で済みます。